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ボトムアップ型のD&I推進 大企業ならではの取組スタイルで理解促進を図る! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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▼ダイバーシティスコア 取り組み分野・分類 7.全体 (1~6含む、従業員サーベイ、評価、教育・研修) ▼支援テーマ ダイバーシティ全体への理解促進 (LGBTQ領域の知識向上含む) |
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●取り組み背景
2022年11月に「ダイバーシティ推進センターぽらりす」の出前講座を受けたことをきっかけに、社内でのダイバーシティに関する講習を開始。古河市のマザー工場を中心に、国内及び海外拠点へ向けた、更なるダイバーシティ推進策を進めていく。
●目指す姿 ◆組織文化の改革 (女性をはじめ多様な人財が活躍することが当たり前)が5年後に実現できている状態 ◆雇用形態に関わらず、パフォーマンスを正当に評価されるようになっている状態 ◆2030年までに、女性社員比率35%を達成 ●短期的目標 1)D&I推進ロードマップ/アクションプランの確定 2)アクションプランを実行に移す上での不安点解消 ●中長期的目標 1)社内の多様性に関する現状把握 2)女性活躍推進 3)外国籍社員の活躍推進 ●取組のあしあと 1.取り組み概要
![]() アクションプランを確認しながらアドバイスを行うコンサルタントの星さん。 企業の現状理解から課題整理を行い、現実的な取組目標の設定ができた。 2.具体的取り組み ◆今後取り組むべき分野や項目の整理 ジェンダーギャップやLGBTQ+の分野においては、ほとんどが取組希望項目だったため、今後取り組みたいことを洗い出し、実現可能性をチェック。 LGBTQ+に支援を広げるための通称姓などは、現在の旧姓を使うことができる制度を拡張するなど、現存の制度を基に、すぐに取り組むことができる部分と、新しく始めなければならないものに整理。 ◆詳細なアクションプランの作成 取り組むべき分野に優先順位をつけた。 ◆優先順位:1)女性活躍推進、2)外国籍人材雇用、3)LGBTQ+の働きやすい環境づくり ※女性活躍推進の中でも、現在取り組んでいる新卒の採用を継続しつつ、1)離職率の低下、2)製造分野での女性技術者のロールモデル発信が最優先事項となる。 ◆作成したアクションプランのブラッシュアップ 女性活躍推進、外国籍社員の活躍推進、LGBTQ+が働きやすい環境づくりの前に、社内の多様性に関する現状を正しく把握することから取り組みを始めていく。 例)エンゲージメント調査へのインクルージョンスコアに関する質問の追加、座談会の開催、等 ⇒社内での変化の必要性を訴えるために、まずは調査や座談会等で根拠を集めていく。 ●取組成果と今後に向けて 1.短期的成果 目標であるアクションプランの設計から落とし込みまでが完了。取組優先項目も決められたため、今後はその根拠集めを行っていく。また、支援期間中に、次期管理職候補である班長へ向けたダイバーシティ研修を実施。研修資料の作成から当日の講師担当までを、一貫して組織開発室が担った。D&I推進において、社員への定期的な発信は重要である。多様性を企業のイノベーションにつなげていく。 アクションプランのフェーズは3段階に分けており、
企業風土の醸成から施策発展・社会的発信までを、取組内容にて設定した。 ▲班長向け研修時に使用した資料(一部抜粋)
2.今後の取組スケジュール
![]() ![]() ▲班長向け研修・企画力向上研修時の様子
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