令和3年度市町村男女共同参画担当職員及び茨城県男女共同参画推進員研修会を実施いたしました!
♦日 時:令和3年6月2日(水)13:20~15:30
♦演 題:「ダイバーシティ&インクルージョンとは ~誰もが生き生きと活躍していける社会を築くために~」
♦講 師:筑波大学人間系助教 河野 禎之氏
今回の研修会は、筑波大学人間系助教の河野禎之先生をお迎えして、水戸生涯学習センターとの共催で実施いたしました。
Zoomを使ってのオンライン研修会でもあったので、多くの方々にご参加いただくことができました。
「ダイバーシティ&インクルージョンとは~誰もが生き生きと活躍していける社会を築くために~」というテーマのもと、ダイバーシティ&インクルージョンとは何かというところから、現実社会における社会的課題、自分たちの中のアンコンシャス・バイアスなどについて、例示をしながら大変わかりやすくお話をいただきました。
さらに私たちの質問にも丁寧にお答えいただき、今後それぞれの立場でどのような事に取り組んでいけばよいのかということに関しても参加者一人一人が考えることができた、充実した2時間でした。
参加者の方たちからは、「誰の中にも必ずある。人は本質的にアンコンシャス・バイアスを備えている。との言葉が響きました。」「日常において『当たり前』、『標準』、『普通』という言葉についとらわれがちですが、実際にはそれらは存在せず、ひとつひとつ違った『多様な在り方』だけが存在するということがよくわかりました。」「人は多様性に満ちていて、どんな人でも平等に生きられる権利があるのに、アンコンシャス・バイアスがあることによって排除される人がいる。排除される人も排除する人もつくらない社会にしなければならない、と改めて思いました。」などの感想が寄せられました。