講座・イベント

ダイバーシティシンポジウムを開催しました。

 茨城県は、2021年11月23日(火)にザ・ヒロサワ・シティ会館大ホールで、ダイバーシティシンポジウムを開催しました。シンポジウムには、会場約420名、オンライン約640名、10代の中高生から70代以上の方まで、幅広い年代の方々がご参加くださいました。
 本シンポジウムは、昨年11月の茨城県ダイバーシティ推進センター「ぽらりす」のオープン、今年7月の「いばらきダイバーシティ宣言」に続き、県内におけるダイバーシティの推進を目的に開催したものです。
 基調講演では、サイボウズ㈱代表取締役社長の青野慶久氏から、社員の声に基づき”100人100通りの働き方”を取り入れた結果、離職率の大幅な改善や業績アップを果たしたことなど、ダイバーシティ経営の事例が紹介されました。
続いてのクロストークでは、各方面で活躍されている方々と大井川知事が、ダイバーシティと働き方をテーマに様々な意見を交わすとともに、参加者からのチャット質問に答える場面もありました。
 
また、基調講演に先立ち、事前収録したオードリー・タン台湾デジタル担当大臣と大井川知事によるオンライン対談の上映も行いました。
 

基調講演の様子
「100人100通りの働き方」青野慶久氏
(サイボウズ㈱ 代表取締役社長)
 
クロストークの様子

青野慶久(サイボウズ㈱代表取締役社長)
星 賢人(㈱Job Rainbow 代表取締役CEO)
山本ハンセン・アネッテ(アーケル・バイオマリン社 日本代表)
大井川 和彦(茨城県知事)
参加された方からは、
「ダイバーシティの考え方をもっと広めることが必要だと感じました。多様性を認めることで社会全体が発展するのだと感じました」
「様々な立場の方のお話を聞けて良かったです。一人一人が思うことを言えて、それを受け入れられる社会になるといいと思いました」
「風土を作る中で、『自分はどうしたいか、どう生きたいか』をしっかり持っていないと、多様性を生かした社会に変容していくのは難しいのだと感じました。子供のころから自分と向き合い、自立した考えを持つこと、多くの人の意識を変えていくことが大切だと思いました」
「DXに対する日本と台湾の違い、大変印象的でした。日本の労働生産性を向上させるためにも、組織の変革と個人の自立の両立が必要だと強く感じました」
などの感想をいただきました。

茨城県は、今後もダイバーシティ社会の実現を目指して取り組みを進めてまいります。

 
 
  1. 日 時
    令和3年11月23日(火・勤労感謝の日)12:00~15:25(開場11:30)
  1. 場 所
    ザ・ヒロサワ・シティ会館大ホール(水戸市千波町東久保697番地)
  1. 開催方法
    ・会場開催
    ・YouTubeライブ配信(申込者限定、見逃し配信あり ※2月23日まで)
  1. 対 象
    県内に在住、または通勤・通学している方
  1. 定 員
    会場参加:最大750名
    YouTubeライブ配信:定員なし
  1. イベントテーマ
   「ダイバーシティ✖働き方」
  1. 内 容
    対談動画上映(12:00~12:45)
    オードリー・タン 台湾デジタル担当大臣
    聞き手:茨城県知事 大井川和彦
    開会(12:50~12:55)
    基調講演(13:00~14:00)
    演 題:「100人100通りの働き方」
    講 師:青野 慶久 氏(サイボウズ㈱ 代表取締役社長)

    クロストーク(14:05~15:25)
    登壇者:青野 慶久 氏(サイボウズ㈱ 代表取締役社長)
    星 賢人 氏(㈱JobRainbow 代表取締役 CEO)
    山本ハンセン・アネッテ 氏(アーケル・バイオマリン 日本代表)
    大井川 和彦(茨城県知事)
    進 行:小田木 真代(茨城県ダイバーシティ推進ディレクター)
    閉会(15:25
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