♦日　時：　2024（令和６）年２月10日（土）13:30～14:50
♦演　題： 「切り拓くチカラ～パラリンピックアスリートの挑戦～」
♦講　師：　谷　真海さん（パラトライアスロン選手）
♦参加者：　205人


　茨城県ダイバーシティ推進センターでは古河市と連携し、東京2020招致のプレゼンターとしてスピーチを行ったパラトライアスロン選手の「谷　真海さん」をお迎えして講演会を開催しました。
当日は、県内外から205名の方々が野本電設工業コスモスプラザに集まりました。講師は、パラリンピック出場等のエピソードから、ダイバーシティ社会の実現に向けて学び得たことを中心にお話をされました。特に、義足を得たことでスポーツに再チャレンジでき、生きる希望、新たな目標が生まれたこと、パラスポーツは工夫次第で何でもトライでき、一人ひとりに可能性があること、また、海外遠征等を通して多様な文化や価値観に触れてきたこと、スポーツのおかげで障害という壁が無くなり、世界には色々な人がいて混じり合っているというお話はダイバーシティ社会の実現に向けて大きなヒントを与えてくださいました。
参加者からは、「困難を乗り越え、パラリンピックという夢についてお話しされる谷さんの笑顔に心を打たれました。」、「海外での経験を聞き、障害のある方が一人で行動できる環境を作ることは、障害の有無に関係なくいつか自分の役に立つという視点を持つことが大事だと気付きました。」、「お母さんに義足を届けることが当たり前の生活をしてきた息子さんにとって、障害という言葉は必要のないものなのだと思いました。」などの感想が寄せられました。参加者の明日につながる有意義な時間になりました。
 

【講演会ステージの様子】	【笑顔で講演をする講師】	【講演に聞き入る参加者】

 

「ダイバーシティ＆インクルージョン推進講演会」チラシ