講座・イベント

女性活躍・働き方応援シンポジウム「村木 厚子氏講演会」を開催しました
演題:女性が活躍する組織・社会をどうつくるか

 
 2026年2月20日に、茨城県庁9階講堂で、令和7年度茨城県女性リーダー登用先進企業表彰式、ダイバーシティ&インクルージョン講話及び全国社会福祉協議会会長の村木厚子さんによる講演会を行いました。
 村木さんは、日本の女性活躍は進んできたものの、世界はより速いスピードで変化していると指摘され、女性が活躍する組織・社会づくりについて、ダイバーシティの強みを生かし、組織に新しい人材を迎え、多様な人材と働くことで、個々の力が掛け算になっていくことや、無意識の差別※に気づくことの大切さを伝えてくださいました。また、リーダーに求められる力として、知力、説得力、肉体上の耐久力、自己制御の能力、持続する熱意等を挙げ、成功する企業はトップの意識が明確で、働きやすさと働きがいの座標軸をもっていることや女性だけでなく誰もが利用できる制度づくりが進んでいることを数々の事例を挙げてお話くださいました。参加者からの質問では、ご自身の経験から、女性リーダーについて、いわゆる“バリキャリ”か“フェミニン” のどちらかに当てはめようとするのではなく、自分らしい第3のリーダー像を見つけてほしいと語ってくださいました。

※「無意識の差別」は「アンコンシャス・バイアス」とも呼ばれます。悪気はなくても、「きっと〇〇だろう」という思い込みから物事を決めつけてしまうことです。
茨城県女性リーダー登用先進企業表彰 受賞企業 会場の様子
 
詳しくは、「あなたにエール!いばらき女性活躍・働き方応援ポータルサイト」をご覧ください▶ 
https://yell.pref.ibaraki.jp/seminar-event/symposium2026.html
 
◆講師紹介
村木 厚子氏(全国社会福祉協議会会長)
1955年高知県生まれ。
土佐高等学校、高知大学を卒業後、1978年に労働省(現・厚生労働省)に入省。
女性政策や障害者政策などの分野を担当。2009年、郵便不正事件で逮捕されるも、2010年に無罪が確定し復職。
2013年には厚生労働事務次官に就任し、2015年に退官。
その後は、困難を抱える若い女性を支援する「若草プロジェクト」の呼びかけ人、累犯障害者を支援する「共生社会を創る愛の基金」顧問を務めるほか、住友化学社外取締役、全国社会福祉協議会会長なども務める。
著書に『あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ』(日経BP社)、『日本型組織の病を考える』(角川新書)などがある。
 
《チラシダウンロード 2.10MB》