コンサルティング事例報告_2024

 
ダイバーシティの理念浸透と多様性を尊重する職場環境の実現 製造業
(金属プレス部品製造)
 
 

設 立 1961年
本社所在地 東京都台東区今戸1-5-19
(事業所)茨城県小美玉市部室1199-12
事業概要 建築金物関連部品製造、住宅設備関連部品製造、部品アッセンブリ
ホームページ http://www.ishizaki-ss.com
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取り組み     
 課題
 女性活躍推進に長年取り組む中で、様々な働き方を選択できる職場環境を実現してきた。次のステップとして、多様な事情を持つ従業員一人ひとりの思いを尊重しながら、全員が気持ちよく働ける職場を目指していきたい。


 
 取り組みと成果
 従業員一人一人が自身の体調や個々の事情に合わせて働くことができる環境は、業務を円滑に進めるための重要な基盤であるため、休暇取得に関するトップメッセージを社内向けに発信した。目指す環境の実現に向け、休暇取得をお互いに推奨し合う雰囲気を醸成することの重要性を、社長から直接メッセージとして伝えることで、従業員への意識改革を促した。
 一方で、休暇が業務に与える影響を分析した結果、現行の業務フローでは突発的な休暇をサポートするための負担が大きいことが判明した。この課題を解決するために、シフト制の導入を検討し、それに伴う業務フローの見直しに取り組んだ。
 さらに、全ての従業員が「D&I検定」を受検することで、社内全体でダイバーシティの理念を浸透させることができ、より多様性を尊重する職場環境の実現に近づくことができた。
 
 

 

代表取締役
石崎  一徳さん
 当社はかなり前から両立支援・女性活躍推進には注力してきましたが、D&Iの正しい知識や、それを社内に浸透させるための活動については、なかなか手が回りませんでした。今回のコンサルティングで勧められ、全従業員が「D&I検定」を受検し、合格したことで一気に浸透させることが出来ました。