コンサルティング事例報告_2024

 
外国籍従業員の定着と長期雇用を実現する環境づくり 建設業
10の地場産業
設 立 1972年
本社所在地 茨城県水戸市白梅1-2-36
事業概要 建設、コンサルティング、開発、環境、不動産、美容健康飲食、和飲食、食品製造、農業、海外
ホームページ https://www.machigroup-kaname.com/
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取り組み    


 
 課題
 障害のある方や、60歳以上の方、短期就業の外国籍の方の受け入れなどの実績があり、人材の多様化が進んできている。今後、より良い就業環境を整え、人材の定着を図るためにダイバーシティに関する取り組みを推進していきたい。
 


 
 取り組みと成果
 外国籍従業員の長期雇用に向けて、アパートや家電の手配・メンターの設置・自社の健康レストランでの交流会を開催するなど、人材の定着に向けた環境づくりを進めた。
 その結果、外国籍従業員が忘年会で自国の衣装を着て踊りを披露し、文化的交流が図られたほか、自分たちの職場について知人に誇らしげに話す姿が見られるなど、自社に対する帰属意識を高めることができた。他の従業員も外国籍従業員が努力している姿やいきいきと働く姿に刺激を受け、一緒に成長しているという実感を得るなど、相乗効果も生まれている。
 また、「ダイバーシティスコアチャレンジ企業」への登録や、「D&I検定」の受検などを通じて、ダイバーシティについての学びを深めた。加えて、女性管理職比率の向上を目指し、目標値を見据えたキャリア支援も行っている。
 さらに、従来の男女別トイレに加え、オールジェンダートイレの設置についても考えるなど、誰もが安心して働ける環境づくりにも幅広く取り組んだ。
 


 

総務部長
長谷川 弘子さん
 弊社では、外国籍人材雇用に積極的に取り組み、建築・土木各部門でミャンマー人の高度人材が活躍しています。今後とも多様な人材の採用を継続し、またシニア人材の登用や育児休暇の取得等の奨励にも取り組み、ダイバーシティを推進していきたいと考えております。