コンサルティング事例報告_2024

 
「ダイバーシティスコア」で取り組みを可視化、更なる推進へ 製造業
設 立 1975年
本社所在地 茨城県日立市十王町伊師20-12
事業概要 精密板金、大型製缶、機械加工、焼鈍、ショット・塗装、三次元測定・非破壊検査
ホームページ https://shoueigp.jp
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取り組み     
 課題
 障害のある方や外国籍の方、60歳以上の方などの就業実績がある。
 宗教上のお祈り部屋を用意するなど、多様なニーズに対応しているが、さらにダイバーシティ推進に向けた具体的な取り組みを検討し、人材採用の幅を広げていきたい。
 取り組みと成果
 具体的な取り組みを検討するにあたり、基本的な考え方と取り組み事例について整理した。コンサルティング前は、ダイバーシティ推進の取り組みが十分ではないと認識していたが、「いばらきダイバーシティスコア」を活用することで、シニア層や多文化共生について取り組みが進んでいることが確認でき、自社の取り組みを再評価することができた。
 また、「いばらきダイバーシティ宣言」と「いばらきダイバーシティスコアチャレンジ企業登録」も行い、従業員12名が「D&I検定」を受検するなど、さらにD&Iを進めるための基盤を整えた。今後は、全従業員と面談を行い、従業員の多様な意見を集めながら具体的にどの取り組みを優先的に行っていくか検討していく。
 さらに、「ダイバーシティスコア」で可視化されたD&Iの取り組みをホームページや採用情報などに掲載することで、会社の魅力発信にも努めていく。
 


 

取締役総務部長
庄司 裕紀恵さん
 ダイバーシティとは?という基本のところから丁寧に教えていただき、自社の取り組みについて、出来ていること、出来ていないこと、これから出来そうなことをじっくり考えました。質問の意図を説明してもらいながら進めていけたので、しっかりと理解が進みました。