| 18 潮来市工業団地連絡協議会 |
支援テーマ: 多様性理解促進 実施タイプ: 1回コース |
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各社のヒアリングを基に、ダイバーシティに関する基礎知識のセミナーを実施 ニーズの把握、今後の取組を考える契機に |
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| ▶企業間連携による地域産業の発展の基盤づくり 潮来市工業団地連絡協議会は、潮来市工業団地に立地する企業間の連携を図り、地域産業の発展と安定的な事業活動の推進を目的として構成された団体です。会員企業相互の情報共有や意見交換を通じて、共通課題への理解を深めるとともに、地域社会との調和を大切にしながら、持続可能な産業基盤づくりに取り組んでいます。 |
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| コンサルティングの経過 | ||||||
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▮1.概要 |
▮2.コンサルティング内容 |
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実施日
2026年1月28日(水)
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| ◆企業課題に対応するD&I推進セミナーを実施 「ビジネスに効くダイバーシティ」を主軸に、人手不足、世代間格差、社内コミュニケーション、モチベーション低下など、各社で想定される課題を取り入れた2時間のセミナーを実施した。セミナーでは、自身の思い込みや、仕事への向き合い方を振り返るチェックワークなども交え、アンコンシャス・バイアスへの気づきが従業員エンゲージメントの向上や仕事に対するオーナーシップにつながることについても紹介した。 参加企業 ・アールエム東セロ株式会社(化学工業製品製造) ・株式会社千代田グラビヤ(印刷業) ・昭和産業株式会社(食料品製造業) ・丸一鋼管株式会社(各種鋼管製造) ・三愛理研株式会社(オートケミカル製品・防腐防黴剤の開発、製造) ・トノハテクノ株式会社(建設機械部品製造) ・三和紙工株式会社(紙・樹脂製容器製造) |
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| コンサルティングの成果と今後に向けて | ||
■2026年度のD&I啓発推進事業への誘導機会として 潮来市工業団地7社の経営課題としてダイバーシティに関連する事案が潜在的に存在していると推測される。一方で、現時点では経営層及び従業員層のいずれにおいてもD&Iの理解促進につながる具体的なアクションには至っていない。今回のセミナーは、少子高齢化や首都圏への人口集中などによる人手不足、女性活躍の停滞、世代間格差、障害者雇用、従業員エンゲージメントの低下などに対してD&Iの理解が何らかの解決に資するものであることを経営層にご理解いただく機会になれば幸いである。参加者はセミナーに対して関心を持って聴講しており、事後の質疑応答、意見交換でも活発な発言が見られた。工場は、生産ラインが稼働中のため、ラインを止めての大規模なセミナーの実施は困難である。しかし、今回の件は、課題解決に向けた取り組みの必要性を再認識する良い契機となった。 |
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■今後の取り組み ◆企業間での情報共有・好事例の横展開 研修を単発で終わらせず、各社の取り組み状況や課題を共有する場を設ける。具体的には、年に数回開催する連携会議時の意見交換会や事例発表会を実施し、「女性活躍」「外国人材受入れ」「育休取得促進」等のテーマ別に情報交換を行う。 ◆小さく始める職場改善アクションの推進 各社がすぐに取り組める施策を持ち帰り、実践につなげる。 (例)・多様な働き方(時差出勤・短時間勤務等)の試行 ・ハラスメント防止の社内周知強化 ・外国人材・高齢者の受け入れ体制整備 など ◆継続的な学びの機会の確保 単発研修ではなく、段階的な理解促進を図る。管理職向け・現場向けなど対象別の研修や、テーマ別ミニセミナーの開催を検討。 |
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| 企業担当者からのコメント | |
![]() D&Iを学ぶことで、さまざまな課題(人権・顧客満足など)を解決するためのヒントを得ることができ、柔軟な発想・効率的な業務を行うことができるようになると感じました。 ![]() D&Iに関する理解の浸透、企業が抱える課題の把握方法、 企業向けD&I研修の機会の創出が課題と認識しております。 |
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| 担当コンサルタントからの総評 | |||
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DEI総研 代表 伊藤義博氏 |
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| 潮来市工業団地に立地する7社はいずれも製造業であり、鉄鋼や紙、化学製品など多様な業種によって構成されています。事業形態や作業プロセスは各社で異なるものの、メーカー工場として共通する課題を抱えている点が確認されました。セミナー当日のヒアリングでも、人手不足や従業員間コミュニケーションに課題感を抱えているとの発言が複数ありました。一方でそれら課題解決のための方策を具体化することに苦労している様子もうかがえました。セミナー内容に対しては、熱意ある反応が見られ、今後、各社がそれぞれの課題解決の一助としてD&I理解促進が有用であるというヒントを持ち帰っていただけたのではないかと思います。今後は各社個別の課題や操業上の事情にカスタマイズした施策(セミナーやワークショップなど)を柔軟に企画し対応することで、継続的なD&I推進が実現できるのではないかと考えます。 | |||

